中西呉服店STAFF 淵田涼

<淵田 涼 2019年入社>
―中西呉服店唐草GROUPに入社して何年ですか?

新卒で入社し2024年4月で6年目になります。

―この会社に入社した理由はなんですか?

この会社と出会ったのは大学の合同説明会でした。各社のブースが並んでいる中、着物の着姿につられて説明を聞きに入ったのがきっかけです。
楽しく、生き生きと会社の説明をしてくれて、“楽しそうな会社だな!”と感じました。
実は当時、特にやりたいことがなかったので、一番楽しそうな会社を選ぼうと考えていたんです。

―この6年間で自身に変化はありましたか?

私は実家が大阪で、大阪の大学に通っていたこともあり、県外で生活したことがなかったので、淡路島移住が大きな変化でした。学生時代も実家で暮らしていたので本当に始めての一人暮らしでした。食事、洗濯、掃除・・・すべてを自分でしなければならず父と母の偉大さを痛感しました。
メンタル面の変化で言いますと、人とよくしゃべるようになったことです。
自分でいうのも変かもしれませんが元々おとなしい方なんです。人見知りな面があって人としゃべるのが苦手だと感じていました。先輩方が楽しそうに接客をしている姿を見て自分では接客には向いてないかもしれないなと思っていたのですが、仕事をしているうちに“まずお客様のお役に立てるように接すればいい”と気づくことが出来て、肩の力が抜けてすごく楽になりました。

―入社して苦労したこと、辛かったことはありますか?

入社してすぐに着物についての意識調査のアンケートを取りに行きます。初対面の方にお声をかけなければならないことが苦痛でした。
また、入社して一番感じたのは、忙しい!ということです。一カ月に1回は必ずイベントがありますし、お客様と着物を着てのお出かけ企画。観劇や音楽鑑賞会、食事会、パーティーと目白押しです。また、その動員のためにLINEでお客様にメッセージを送ったり、返信が来ない方にはお電話でお知らせしたり。着物屋の勝手なイメージで、もっとのんびりしているのかなと思っていたのでそのスピード感になれるのには苦労しました。

―ここで働いていてよかったなと思うことはありましたか?

私はアルバイトをしたことがないので当社しか知りません。だから他社と比べて当社のここがいいということはあまりわかりませんが、働いていてよかったなと思うことで挙げるなら、人の役に立ってやりがいや喜びを感じられるところです。
成人式のために振袖購入をして頂いたお客様の前撮り撮影会を行う折にも、ご家族様で幸せそうに喜んで写真選びをしている姿を拝見していると、お手伝いをさせて頂いた喜びを感じます。入社前に先輩方から「この職業は人生の節目のお手伝いができる仕事なんだよ」という言葉を頂いていたのですが本当にその通りだったなと思います。
また、周囲の環境も恵まれていると感じます。大阪から淡路島に来ているのを知ってくださっているお客様が多くいらっしゃって、「一人暮らし大丈夫?」「ご飯食べてる?」と気にかけてくださるんです。ありがたいことに息子のように思ってくださっているお客様もいらっしゃいました。これも会社とお客様の結びつきが強いことからだと思います。この会社でよかったな!と感じます。また、結婚できたのもこの会社のお陰です!


―この度店長就任おめでとうございます!

私は店長候補として入社しました。最速で3年で店長になれるシステムがあるのですが、あまり変化をしたくないと思ってしまってなんとなくで6年かかってしまいました。
不安だらけで、スタッフの皆様に助けて頂きながら成果を上げていきたいと考えております。何よりも当社は社員ファーストの会社です。スタッフの皆様が楽しく日々業務ができる店舗を目指して頑張ります。

―最後に今就職活動を行っている学生さんへメッセージをお願いします。

私は、入社当時は特にやりたいこともありませんでしたし、目標も持っていませんでした。
しかし、この会社に入社して家族ができ、店長に就任して、少しずつ私の人生が形づくられてきました。これから先、会社のお役に立ち、世の中のお役に立ち、皆様のお役に立てることができれば私の人生は誇りあるものになると思っています。
もし、やることがわからない、やりたいことがわからない方。当社の社長と話してみて下さい。すべての関わる方のために全力を尽くしてくれると思います。何をするかも大切ですが、誰と付き合うのか、だれを信じるのかも大切です。当社の人と触れて頂ければきっとご理解いただけると思います。
就職活動頑張ってください。そして、今しかできない体験を楽しんでください。
最後までお読み頂きありがとうございました。

―ありがとうございました!

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